魚ベースのキャットフードは塩分が多い

魚ベースのキャットフードは塩分が多い キャットフードの注意点

魚ベースのキャットフードは美味しさと栄養を提供する一方で、その中には注意が必要な要素が含まれています。本記事では、魚ベースのキャットフードに関する重要なポイントを詳しく解説します。

魚ベースのキャットフードは、豊富なタンパク質とオメガ-3脂肪酸を含み、愛猫にとって魅力的な選択肢です。しかし、魚には自然に塩分が含まれており、それが魚ベースのキャットフードにも影響を及ぼすことがあります。愛猫が過剰な塩分を摂取すると、腎臓や尿路の健康に悪影響を与える可能性があるのです。

特に高齢の猫や腎臓の健康に問題を抱える猫にとっては、塩分の摂り過ぎは避けるべきポイントです。魚ベースのキャットフードは一般に塩分が多く含まれている傾向がありますので、注意が必要です。愛猫の健康を守るためには、魚ベースのキャットフードを与える際に塩分量を確認し、適切なバランスを保つことが重要です。

では、具体的にどのように魚ベースのキャットフードの塩分量をチェックすれば良いのでしょうか?成分表や栄養価表示を注意深く確認することが大切です。一般的に、塩分量は「ナトリウム」または「クロライド」という成分で表示されます。愛猫の健康を考えるならば、塩分量が適切であるかどうかを確認し、塩分制限が必要な場合は他のキャットフードを選ぶことも検討しましょう。

魚ベースのキャットフードは美味しさと栄養面で魅力的ですが、塩分の摂取量には注意が必要です。愛猫の健康を守りながら、バランスの取れた食事を提供するために、次の章では具体的な対策や代替食材について詳しくご紹介します。愛猫との幸せな日々を過ごすために、ぜひ最後までお付き合いください。

魚とお肉、どちらのキャットフードがいいのか?

キャットフードを選ぶ際に、魚とお肉のどちらの味にしようか悩む方も多いのではないでしょうか。

飼い主としては、猫の好みの味を与えたいと願うことが普通ではないでしょうか。

猫は肉食動物性に該当するので、高いタンパク質が一番必要な栄養素です。

そのため、極端に言うならネコ科の代表であるトラやライオンのように肉と水さえあれば生きていくことも可能です。

しかし、日本のペットショップやスーパーでは、肉よりも魚味をベースとしたキャットフードが多く販売されています。しかし、魚ベースのキャットフードを与える場合には、注意が必要です。

魚ベースのキャットフードを与える際に気を付けたいこと!

魚ベースのキャットフードを与える際には、塩分の摂り過ぎに注意する必要があります。猫はほかの動物と比較すると、肝機能が弱いため、代謝を十分にすることができません。

そのため、与えすぎてしまうと病気の原因となります。これには魚ベースのキャットフードに加え、かつおぶしや生の魚など魚類すべてに対して言えます。

では与えすぎるで起こる可能性がある病気とは何でしょうか?それは、肝不全、尿路結石、黄色脂肪症などが挙げられます。

肝不全

塩分濃度が高いものをとり続けていると、肝臓に負担がかかって肝機能が停止してしまいます。また、ミネラルバランスも崩れていきますのでさらに肝臓に負担がかかりリスクを伴います。

尿路結石

魚類には、リンやナトリウム、ミネラルなどが多く含まれており、これらは結石の主成分となります。ですからマグネシウムを多く摂りすぎてしまうと尿路結石のかかる危険性が高くなります。

黄色脂肪症

魚には不飽和脂肪酸が多く含まれています。そのため、もし体内にビタミンEが不足している場合体内の脂肪が酸化して皮膚の下にしこりができてしまいます。これには痛みが伴い、しこりが熱を持つと歩き方がおかしくなるなどの症状が現れてきます。

このように肉食の猫に魚を毎日与え続けると、病気になる可能性があります。もしかすると猫は魚が好きだ!と思っているのは飼い主だけかもしれません。

もちろん、魚ベースのキャットフードを与えることが悪いということではありません。魚ベースのキャットフードには、チキンベースの肉類が混じっているフードもあります。

一番大事なのは、猫に必要な栄養バランスが配合されているフードかどうかということです。キャットフードを与える際には、総合栄養食のキャットフードかどうかしっかり確認するようにしましょう。

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