腎臓病の猫に与えるキャットフードで大切な2つの事&おすすめフード5選

猫タウリン欠乏症対策にはカツオ!サプリでの摂取も選択肢に入れよう ねこの餌の基礎知識

愛猫の健康について心配されているのではないでしょうか。腎臓病は猫にとって一般的な病気であり、正しい食事管理が重要です。本記事では、腎臓病を抱える猫に与えるべきキャットフードについて、大切な2つの事とおすすめのフード5選をご紹介します。愛猫の健康を守るために、正しいキャットフードの選び方や与え方を知りましょう。最後までお読みいただき、愛猫の健康管理に役立つ情報を手に入れましょう。

腎臓病は猫にとって深刻な病気であり、早期発見と適切な食事管理が重要です。腎臓は体内の老廃物を排出する役割を果たしており、病気になるとその機能が低下してしまいます。そこで、腎臓病を抱える猫には特別な栄養を考慮したキャットフードが必要となります。

腎臓病の猫に与えるキャットフードには2つの大切な事があります。一つ目はたんぱく質の質と量の管理です。腎臓の負担を軽減するためには、たんぱく質の適切な摂取が必要です。しかし、過剰なたんぱく質は腎臓に負担をかけることがあるため、バランスの取れたたんぱく質の含まれるキャットフードを選ぶ必要があります。

二つ目はリンの制限です。腎臓病の猫はリンの排出がうまく行われず、血液中のリン濃度が高くなります。高リン血症は腎臓の負担を増やし、病状を悪化させる可能性があります。したがって、腎臓病の猫にはリンの制限が必要なキャットフードを選ぶことが重要です。

さらに、本記事では腎臓病の猫におすすめのキャットフードを5つ厳選しました。これらのキャットフードは腎臓病に対応した栄養素や成分をバランスよく配合しており、愛猫の健康維持に役立ちます。ぜひ、記事を最後までお読みいただき、愛猫のために最適なキャットフードを見つけてください。愛猫の健康をサポートする大切な情報が満載ですので、お楽しみに!

猫の健康管理はキャットフードにかかっている!!

猫は腎臓病にかかりやすいといわれています。
全年齢で発症しますが、特にシニアの猫に多いと言われています。

腎臓病だと診断された猫はどうしたらよいのでしょうか?
腎臓病だと診断された後でも、できることがあります。
それは、残っている腎臓機能を維持するためのキャットフードを選ぶことです。

リンやナトリウムといった塩分が少ないキャットフードを選ぶ

腎臓病にかかると、リンやナトリウムを排出する機能が低下してしまいます。
リンやナトリウムを排出せずに体にため込むと、多飲多尿や高血圧になりやすくなります。
そのため、塩分量が少ないフードを選ぶ必要があります。

たんぱく質が適正に含まれているキャットフードを選ぶ

腎臓病にかかると、たんぱく質がうまく分解できずに残ってしまうようになります。
残ったたんぱく質は老廃物となり、腎臓病を悪化させることもあります。
かといって、たんぱく質を全く取らないというのはよくありません。
猫は肉食動物に該当し、たんぱく質を摂取することでアミノ酸を合成します。
少なすぎず多すぎない、適度なたんぱく質を含むフードを選んであげましょう。
一般的にはたんぱく質は30%以下が推奨されています。

腎臓病の猫におすすめのフード5選

  • ロイヤルカナン 腎臓サポート スペシャルドライ
  • ヒルズ プリスクリプション・ダイエット k/d
  • Dr.’s Care 猫用 キドニー ケア
  • アニモンダ インテグラ・プロテクト ニーレン
  • FORZA10 リナール・アクティブ

猫の腎臓病症状

  • 水を飲む量が急に増えた
  • トイレへ行く回数が急に増えた
  • 尿の色が薄くなった
  • 元気がなくいつも寝ている
  • 食欲がなくなってきた
  • 嘔吐することが多くなった
  • 体重が減って毛づやが悪くなってきた

などの症状はありませんか?
こういった症状がある場合、腎臓病の可能性があります。

腎臓病ってどんな病気?

腎臓病にかかると腎臓機能が低下し、老廃物を排出しにくくなったり、血圧の調整がうまくできなくなります。
こういった症状は猫の体に大きな負担をかけてしまいます。

腎臓は、一度壊れてしまうと元には戻りません。
しかも、腎機能の多くが失われてからでないと症状が現れないのです。
そのため、腎臓病にかかる前から定期検診をするなど、猫の健康状態を知っておくことが大切です。

腎臓病とうまく付き合っていくために

食事療法や、病院での点滴・投薬は、腎臓病を治すためのものではありません。
一度失われた腎臓の機能は戻ることはないためです。
進行を防ぎ、症状を和らげることで、猫の生活の質をあげることが目的です。

猫が過ごす毎日が少しでもよいものになるように、医師ともしっかり相談して、猫の体に合ったものを選んであげましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました