猫に必要な栄養素とえさの量

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愛猫の健康と幸福を守るためには、適切な栄養素を含んだバランスのとれた食事が不可欠です。しかし、猫の栄養ニーズやエサの量については、飼い主の方々によく知られていないこともあります。そこで、この記事では、猫に必要な栄養素と適切なエサの量について詳しく解説します。

猫の健康には、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が欠かせません。それぞれの栄養素の役割や不足するとどのような問題が生じるかについても詳しくご紹介します。また、猫の年齢や活動レベルに応じた栄養ニーズの違いや、特定の病気やアレルギーを抱える猫に対する注意点にも触れます。

さらに、適切なエサの量の設定も重要です。過剰な摂取や不足による健康リスクを避けるためには、猫の体重や年齢、活動量などを考慮して適切なエサの量を決定する必要があります。具体的な目安や注意点についても詳しく説明します。

この記事を通じて、猫の健康に不可欠な栄養素と適切なエサの量について正しい知識を身に付けましょう。愛猫の幸福を守るために、バランスのとれた食事を提供することが大切です。ぜひ最後までお読みいただき、愛猫の健康に寄り添う素晴らしい飼い主になってください。

猫に必要な栄養素とは?

猫に必要な栄養素はわたしたち人間と同様、炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、水の6大栄養素です。

その中でも猫にとって一番重要な栄養素は、タンパク質です。

 

猫にとってタンパク質は重要!

猫は肉食動物に該当するため、もっとも重要な栄養素はタンパク質です。では、どのくらいの量の摂取が必要なのでしょうか?

一般的に体重1㎏に対して6.5g~7gが必要な量と言われています。人間の場合は体重1㎏に対して1.2gですので、猫は人間の5倍以上のタンパク質を必要とすることからその重要性が分かります。

これら猫に必要なタンパク質は、猫の筋肉や血液、内臓、被毛、皮膚などを構成し、体内では22種類のアミノ酸に分解されていくと言われています。つまり、フードから体内にタンパク質を摂取しなければアミノ酸を体内で合成することができない、ということです。

そのため、猫が必要とする必須アミノ酸と準必須アミノ酸の摂取が必要となるので、猫に与えるフード選びには注意が必要です。

その他の栄養素について

猫にとってタンパク質はとても重要ですが、そのほかの栄養素もバランスよく摂取する必要があります。

炭水化物

猫は消化機能が弱く、脂肪とタンパク質をエネルギー源とするので炭水化物はあまり必要ないですが、それでも栄養バランスが偏ってしまうので、適量の炭水化物は摂る必要があります。一般的なドライフードには穀類が配合されているので必要量を摂取することができるでしょう。

脂質

脂質は猫のエネルギーの源となるので重要な栄養素です。そのため、人間と比較すると摂取比率も高くなります。脂肪には種類がありますが、猫には飽和脂肪酸を含む脂肪を与えるようにしましょう。このタイプの脂質は、フードからのみ摂取することができます。

ビタミン

猫は野菜や果物などを食べなくても、体内でビタミンCを合成することができます。しかし、その他の種類のビタミン、つまり、ビタミンA、B1 、B2 、B6 、Dなどは作ることができないのでフードから摂取する必要があります。

ミネラル

猫も人間と同様ミネラルは、骨格を構成しています。必要な量は少しですが、体液のバランスや神経など働きが多い栄養素ですので健康のために必ず摂取する必要があります。

猫の身体の半分以上は水でできています。猫の場合、あまり水を飲む習慣がないので、飼い主は猫が水を飲んでいるか確認をする必要があります。もし水分摂取量が少ないと、尿路結石などの病気にかかる危険性が高くなります。

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